ですが、この暑さどうにかならんもんかね~~。暑すぎなのか日が悪かったのか私の素行が悪かったのか、鳥たちもチョウたちも何処に行ったのか「おら~~ん!!」
しょんなかけん、5月に撮った「荒尾海岸」の旅鳥達を紹介します。8時過ぎに現場到着!この海岸は「ラムサール条約湿地」に登録されていて色んな生物が居るんですよ。野鳥も沢山いて満潮の時はすぐ近くで観察できます。この日は時期が遅かったのか鳥の数が少なくて・・でも鳥の名前を確定するのが簡単で楽でした。
白黒の飛んでいるのは「ダイゼン」です、波打ち際に居る同じ色の子もダイゼンです。体が茶色で首から上が赤茶色なのが「オオソリハシシギ」のオスです、メスは赤くなりません。後、3種類ほど映っているんですが後ろ姿なんで確定しません、後の写真で紹介しますね。
ちょっと撮る位置を変えて疎らなところを撮ってみました、何がなんか判らんより、このくらいの数が見やすいですよね・・背中が白黒で胸が黒ダイゼンの夏羽です。後ろにちょこっと見えてるのがオオソリハシシギのオスです。あ!ダイゼンは雌雄同色なんでオス、メスは判りません。一番前にはメダイチドリのオス夏羽とトウネンの夏羽が居ます左の胸が赤くてクチバシの上に黒線があるのがメダイチドリで右の一番ちっこいのがトウネンです
この次に映っているのは・・左ぎりぎりにダイゼンの夏羽になりかけの子が居ます。それと一番右に映っているのはもう5月というのにまだ冬羽のダイゼンが居ます。シギ、チドリ類も色んな羽衣(時期による羽の色)があって面白いです。
たまには沖を見ます。。。うまい具合に鳥たちが飛んでいる所に大きな船が・・いい感じです。でももう少し鳥の群れが大きかったら良かったのに・・・。
あ!!少し手前に「コアジサシ」が飛んできました。下向いて魚を探しています。でもそのまま飛んでいきました。キレイな鳥です。
海上を飛ぶ鳥たち
ダイゼンが近くに・・・
急に日差しが強くなりました、赤茶色のオオソリハシシギがキレイです。
ダイゼンとオオソリハシシギがキレイな編隊を組んでくれました。いいシャッターチャンスでした。
沖の船(なのか建造物なのか判りません)いい雰囲気を出してくれたようです。
さーオオソリハシシギが近くに飛んできてくれました。
左から二羽めに「キアシシギ」がやって来ました。胸の縞模様が夏羽の特徴です
さっきからオオソリハシシギはオスばかりでしたが、やっとメスがちゃんと撮れました
「ハマシギ」夏羽が休憩してます。夏羽はおなかが黒くなります
大きな鳥と小さな鳥も一緒のスピードで飛んできます。この渡り鳥達は6月頃から8月頃までシベリヤで繁殖し、11月頃から3月位まで暖かい地域で越冬します、そして4月頃にまたシベリヤ等に繁殖のために海を渡っていく途中に日本などに立ち寄って休憩するんですよ、小さな体で大変な運動量ですね。長い時は12000キロ以上を飛んでいきます。これを撮ったのは5月なんで今頃はシベリヤ辺りで涼しく旅の疲れを癒してるんでしょう。また秋の渡りの時にここに立ち寄ってください。
この荒尾海岸は西向きなんで昼からの撮影には向きません逆光になります、午前中の10時位に満潮になる日が私は一番撮影に向いていると思っています。自宅から車で約2時間、少しずつ車の運転が危ない年齢になって行くんで注意しながら後、数年頑張って用心しながら活動しようと思います。がんばるバイ!!
最後までお読みいただき有難うございました