ちかくの川(井芹川)という川ですが、我が家から10分程度で川辺に着きます、そこから約2時間かけて鳥やら蝶やら探しながら散歩します。でも今年は暑い!!歩きながら小さい木陰を探して給水です。500ミリ水筒を下げていくんですが途中で自動販売機を見つけて600ミリの飲み物を買って・・・早くすずしくなってほしいですね~~。昔は9月15日に祭りがあってそれが終わると涼しくなると言われていましたがこの頃はそんな昔話は一向に無いような・・・。私は老人ですが気持ちは絶対に若い!!って思っていました、でも実際はそうじゃなかったんですね、この前市電で席を譲られました。。。
ありがたかったな~~~
今日は川沿いの散歩の途中と熊本城二の丸公園の散歩の様子を・・・。
何時ごろから歩き始めたか忘れましたが(この頃物忘れが激しい)川に着くとアオサギとゴイサギ、コサギ、チュウダイサギ、が佇んでいました。ホントにのんびりしてました。
このアオサギという鳥ですが、とんでもなく悪食なんですよ。私は悪口は言いたくないと思っているんですが、生まれたての鳥は食べるし(私が見た時は飲み込んでは掃き出ししてました)蛇は食べるし、ネズミを丸呑みにしていた時はホントに驚きました、文献によるとウサギも食べるそうです。でもこれは生きていく手段として仕方ない事でしょうね。
次に見かけた鳥はコサギでした。
この鳥は縄張り争いがすごくて別のコサギが近くに飛来してくるとすぐ「グワーッ」って声で追い出すんですよ、仲よくすればいいんですがね~~。
ここの近くに堰があるんですが、そこに今の時期ササゴイやゴイサギが堰を上がってくる魚を獲るためにジッとして待ってるんですが、この日は堰の上の堤防にゴイサギが1羽乗っていました、よく見ると羽毛が剥げています、ひょっとすると病気かもしれません。大したことが無ければいいのでしょうが・・たまにクチバシが半分折れた野鳥を見かけますが自然を生きることは大変な鳥生を過ごす事なんでしょうね。
あ!そうそうダイチュウサギが居ました。この鳥は一般には「ダイサギ」と言っているんですが、本来は「ダイチュウサギ」です。「ダイサギ」は冬鳥なんで今の時期には居ないし、もっと体が大きいです、でもフィールドでは比べようもないのでわかりませんね。
チュウダイサギ
この川は冬の時期はカモ類も豊富で野鳥の種類も多い時は2時間位観察して30種位居ることがあるんですが、今の時期はさみしい限りです。でも運動がてらカメラ片手に歩くのも良いもんですね。
昆虫はシオカラトンボと蝶の仲間のチャバネセセリが居るだけでした
熊本城二の丸公園まで行ってきました。ここも暑さのためか鳥も蝶も見かけることも余りなく散歩の気持ちでユックリ歩いていたんですが、途中に小さな池がありその縁に「ナガサキアゲハのオス」が給水に来ていましたがやっぱりチヨウ達も暑いんでしょうね長い間ジッとして一生懸命水分補給してました。
ナガサキアゲハのオス
ちなみにナガサキアゲハのメスを以前撮ってたんで下に貼ります。
ナガサキアゲハのメス
ちなみにこのチョウには「尾状突起」(下羽の下部にある細い突起物の事)が無いので他のアゲハとの区別がつきます(アオスジアゲハにもないけど翅の模様で区別がつく)
この小さい池から5分も歩けば二の丸公園へ着きますがホントに生物が少ないです。人間は一杯いらっしゃるんですが・・・
ハクセキレイが数羽遊んでいました。幼鳥と成鳥が2羽づつ居たようで・・
ハクセキレイの幼鳥
成鳥
よくセキレイ類で聞かれるんですが、「この前見たセキレイの色が違うようですが種類が違うんでしょうか」とフィールドで以前聞かれることが多々ありました。そこでセキレイ類の紹介をさせていただきたいと思います。私が撮った写真ばかりなんで種類が少ないと言われるかもしれませんが・・・
まず「ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ホウジロハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、ツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ」私の住む熊本で見れるセキレイ類はこの位でしょうか・・ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ。この3種は公園、池、川辺、農地などを見てれば必ず見れますがキセキレイは夏場は高い山に飛んで行くんで・・。他の4種はちょっと見るのは大変かもしれません
キセキレイのオス夏羽はノドが黒くなります
ツメナガセキレイ
マミジロツメナガセキレイ
タイワンハクセキレイ(黒いのどがクチバシの付け根にくっつきます)
ホウジロハクセキレイ(顔が真っ白です)過眼線がありません
上記に7種ほど乗せたんですがこの他にも迷鳥としてやってくるセキレイ類も居ます。でもなかなかそれは見れません。(私も見てません)
二の丸公園からすぐ近くで石垣の積みなおし作業の準備をされていました、この石垣には「戍亥櫓」が右上に立っていたんですが、地震の後取り壊されて復元する準備をされています。ブルーシートの前の石垣の上です。手前の石群は壊れ落ちた石を並べて一つ一つがどこに積まれていたのか地震前の石垣の写真と比べて番号などを付けて並べてあるそうです、完成したときに地震前と同じようになるように・・大変な作業です。
奥に見える青い壁は「宇土櫓」という本丸を全焼させた西南戦争でも燃えずのこって国指定重要文化財となった櫓の補修工事をあの中でやってる途中です。
ここから歩いて市の中心部を通って買い物などして帰ります。
最後まで読んでいただいて有難うございました