鳥とチョウのお話 NO2
近くの蓮田と、とっても近くの里山に妻と一緒に行ってきました。この頃少し涼しくなり始めて(でも気温は35度です)もちろん歩きはアウトなんで車でドライブがてら行ってきました。蓮田は以前はこの時期になると旅鳥であふれるように沢山のシギ、チドリが居たんですがこの頃はスカスカです(いないんですよね~~)以前はタカブシギがあちこち、どこの田圃にも餌を探して嘴をバチャバチャ田んぼの水をかき回していたのが今年は静かなものです。里山の鳥も少ないです。
蓮田より・・・
「サー今日は色々シギ、チドリがおらんかな~~」って意気込んで「シュッパ~ツ」って行ったつばってんが・・・フィールドに着いて、「おらんな~」ここも「おらん」小鳥たちゃどけいったっだろかね~って蓮田の中を車でウロウロしました。すると何枚目かの田圃に少しだけ居ました。数日前に行った時はアオアシシギが数十羽居たんですがこの日は少ない。でも~~~。。。いました。
この鳥は雌雄同色なんでオスかメスか判りません、ただアオアシシギより体が小さく、クチバシもアオアシシギは少し上向きに反っているんですが、この鳥は真っすぐです。
それが下の写真で判ると思います。
アオアシシギとコアオアシシギ 一番右がコアオアシシギで左の二羽がアオアシシギです。旅鳥です
アオアシシギ2羽(雌雄同色)大きさ(30~34㎝)
コアオアシシギ右の小さい鳥(雌雄同色)大きさ(22~25㎝)
で~~この日はちょっと嬉しい出会いがありました。私が好きな鳥の「キリアイ」が近くで採餌していました。クチバシが先の方で少し下に曲がっているんですよ。これは個体差でなくて、すべてのキリアイがそう、なっています。
キリアイ雌雄同色で、このカットは幼鳥です。頭の模様が真ん中と左右に一本づつ計三本黒い線があります。これが幼鳥の特徴です。羽の模様も特徴があるんですが。。。
キリアイ(雌雄同色)大きさ(16~18㎝) 旅鳥(幼鳥)
この鳥は少し頑張って観察を続けないと見れないかもしれませんが、私も頑張って見ることが何度もありました。
ちなみに成鳥を下に・・・頭の頭側線の模様がまばらです、それと胸に黒褐色の班があります。
キリアイ雌雄同色 旅鳥(成鳥夏羽)
このキリアイが居たすぐの横の田圃にヒバリシギがユックリマッタリしていました。この鳥は20年以上ほど前この田圃に通い始めて最初に見たシギでした。特徴はすごく可愛いです、頭の真ん中の黒線がクチバシにくっ付いてることです。見慣れたらすぐわかると思います。同じくらいの大きさにトウネンという鳥がいます。その鳥は少しずんぐりしています、足の色がヒバリシギは黄緑 トウネンは黒です。でもトウネンの中に足が黄緑のオジロトウネンが居るんで色んな写真と見比べましょう。
トウネン雌雄同色 旅鳥 大きさ(13~15㎝)足が黒くヒバリシギよりクチバシが太い傾向
車で何かいないかな~って回ると、チュウサギが・・この鳥は夏鳥です。それと純絶滅危惧に入ってます。特徴はクチバシの口角部が目の後方を超えない
大きさで区別ができないときは足指でコサギは黄色、チュウサギやダイチュウサギは黒ですでも水の中に居ると判らないけど飛べばすぐ判ります。
コサギ飛翔
ここの蓮田にはシギ、チドリの数や種類もまだ少なくて、もう少し通ってみるつもりです。シラサギ類は近くの川にも公園の池にも居るんですが、シギ、チドリの仲間は干潟や海岸沿いの田圃などに渡りの時期4月~5月や8月~9月によく見られます。だからもう少し気長に行ってみます。車からの撮影なんで体は楽です、窓開けっぱなしなんで暑いのは我慢して・・・・・今日の投稿は一度下書きして保存したんですが、復帰するやり方が判らなくて・・・やっとわかりました。
最後まで読んでいただいて有難うございました。