tyo-and-tyo「鳥とチョウ」

鳥とチョウのお話

海を見に行きました

我が家から約車で30分、有明海に浮かぶ熊本新港に行って来ました。海はいいですね~。何かほっとします。気持ちが良いです。見ていて飽きません。いつも行く蓮田のすぐ横なんで何時でも行けるんですが、何故か寒くならないと行かないんですよ。。。今日は気持ちよく撮影も海の気持ちよさも味わえました。ここから長崎県普賢岳がはっきり見えるんです。噴火の時は怖かったと思います我が家からは見えないんですが、空が赤黒くなっていきなり真っ黒い雨が降ってきました。父は戦時中長崎の三菱造船所に居て原爆に打たれました。その時も黒い雨が降ったらしく、近くの県に原爆が投下されたと勘違いして私に「早く家に入れ!」って怒鳴っていた事を思い出しました。今でも普賢岳の頂上には溶岩ドームがはっきり見えています。

普賢岳

 

海に行く前、蓮田に寄ってみました。静かなものでした。でも空に猛禽類のミサゴが獲物を下げて飛んできました。車の中からの撮影あ!この蓮田は車の中からでないと鳥の撮影は無理です。近寄れませんから、人影を見るとすぐ飛んでしまいます。

 

で、車からの空に向けての撮影はとっても疲れます。でも頑張って撮りました「ミサゴ」です。大きな魚を獲ってきたようです

ミサゴ 雌雄ほぼ同色 留鳥 大きさ♂58㎝ ♀60㎝

 

ここから鳥の五目撮りです。最初はコガモのエクリプスでしょうか、カモ類はこの時期にオスがメスの羽衣(羽の色や形)になる鳥が多いんです。でも風切羽、翼鏡などはオスの特徴まま残るらしいです。そして春前にはオスの羽衣に変わります。

コガモ(エクリプスかもしれません)冬鳥 大きさ 37.5㎝

 

先日この蓮田にクロツラヘラサギが12羽来ていたんで、探したんですが・・・いました3羽残っていました(残ったのか入れ替わってやって来たのか分かりませんが)そのうちの一羽が近くに寄ってきました。幼鳥みたいです。幼鳥は風切羽の先端が黒いんで飛べばすぐ判ります。この個体は二枚目の写真で判ると思います(二枚事同じ個体)

クロツラヘラサギ幼鳥 雌雄同色 冬鳥 大きさ73.5cm

 

今日はオグロシギが5羽来ていました、私が大好きな鳥ですシブいんでドジャースのフリーマンのようです(笑)

オグロシギ 雌雄同色 旅鳥 大きさ38.5㎝

 

先日もハマシギは沢山いたんですが、遠すぎて良い写真が撮れなかったんですが、今日は近くで撮れました。あまり特徴がない鳥ですが、眼の位置がクチバシからかなり離れていて他の鳥との区別がつく鳥です。

ハマシギ 雌雄同色 旅鳥または冬鳥 大きさ21㎝

 

この日キンクロハジロ、今期初見です・・だったと思います、これもエクリプスかな

キンクロハジロ幼鳥かも知れません 冬鳥 大きさ40㎝

 

タカブシギも居ました、この鳥は数年前はホントに沢山いたんですがこの頃はかなり減ったようです。

タカブシギ 雌雄同色 旅鳥 大きさ21.5cm

 

ハシブトガモ、クチバシの幅が広くて頑丈な鳥です、メスだけでオスはまだ来てないようです。

ハシビロガモ 冬鳥 大きさ50㎝

 

ホシハジロ。。何かメスの羽衣の様子が違いますねオスのエクリプスかも知れません

カモ類は色んな変化があって難しいけど面白いです

ホシハジロ 冬鳥 大きさ45㎝

 

 

ホシハジロのオス

 

タゲリが居ました、ここではあまり見かけないようですが、私はよく見ます。

タゲリ 冬鳥 大きさ 31.5㎝


オジロトウネン、同じような鳥でトウネンが居ますがトウネンは足が黒くてオジロトウネンはあしが黄色です、冬羽になったら胸に涎掛けみたいな灰色部があるんです。

オジロトウネン 雌雄同色 旅鳥または冬鳥 大きさ14.5㎝

 

ここから近くの海、有明海に出ます。出るとすぐ熊本新港があります。海を埋め立ててできた港ですが、入口は大きな長い橋でつながれています。

熊本新港 右側の青い橋が大橋です

有明海 右の沖の方に普賢岳が見えています。

港に繋がる長い大橋を撮ろうと頑張ったら体が落ちそうになって斜めになってしまいました。右側の長いはしが、、大橋です。

 

港から見える波けし堤防があるんですが、そこに30+20ほどのクロツラヘラサギが休んでいました。これからもっと沢山のクロツラ達がやって来るんでしょうね

 

カンムリカイツブリの幼鳥(頬から頸にかけて黒い線が入っています)

カンムリカイツブリ 雌雄同色 冬鳥 大きさ56㎝

この港には広い公園があるんですが、草刈がしてなくて草ぼうぼうでした。以前来たときはキレイに刈ってあったんで、少し残念でした。

 

最後まで読んでいただいて有難うございました