去年まで鳥の撮影を数十年続けたんですが、一度も見たことが無かったソリハシセイタカシギを今年は二度も見ることが出来ました。でも一日だけの滞在でユックリ見ることが出来なかったのが残念でした。細いクチバシが上に反りあがってこの嘴を田んぼの水の中で左右に振って色々食べてるようです。日本で越冬したとして(多分越冬はしないと思いますが)その後どこの繁殖地まで飛んで行くんでしょうか。中国南部、インドやアフリカ、ヨーロッパ、いずれにしても旅鳥達の移動は大変な労力を使いますね
ソリハシセイタカシギ 雌雄同色 迷鳥 大きさ43cm
タゲリと一緒に飛んで行ってしまいました。
タゲリが『だるまさんがころんだ』をやってるように5歩位歩いてピタッと止まっていました、見ていて面白いです何度もやりますよ。
タゲリ 冬鳥 大きさ32cm
タゲリ幼鳥、冠羽が短かく顔が茶色見をおびる。
手前が幼鳥で奥が成鳥
ソリハシセイタカシギを見た後で少し時間があったんで里山にいってみました。この頃リュウキュウサンショウクイを見る機会が多いようで、それの狙いです。里山と言っても頂上まで車で麓から5分もあれば到着するんで、その道路も舗装道路なんで楽に登れます。着いたらすぐメジロの群れが出迎えてくれてその後、ジョウビタキのメスやシジュウカラのメスやヤマガラ、そしてリュウキュウサンショウクイも飛んできました。空を見上げるとノスリが悠々とまたユックリユックリと飛んでいました。最後にジョウビタキのオスが梅の木に止まって見送ってくれました。
ジョウビタキのメス 冬鳥 大きさ14cm
腹が茶色く見えるんですが、これは光の関係でそう見えるだけです。
ノスリ 成鳥の雌雄はよく似ている 留鳥 大きさオス52cm、メス56cm
ジョウビタキのオス 冬鳥 大きさ14cm
この里山から阿蘇山が見えるんです。少し噴煙が上がっていてんですが空にガスがかかっていて綺麗には見えません、後でPCで補正してどうにか見えるようにできました。何もしなかったら真っ白いままだったんで。
阿蘇の噴火口
最後まで読んでいただいて有難うございました