tyo-and-tyo「鳥とチョウ」

鳥とチョウのお話

リベンジ、アメリカヒドリ。

12月24日朝から天気が晴れ。今日はアメリカヒドリ撮影のリベンジをといつもの遊水地へ。。。この鳥は遊びに来た人達から餌をもらっているようです、私が池の縁へ行くと向こうからチョコチョコと泳いできます。可愛いです。でもやっぱり私が餌を持ってない事が判れば離れていきます。自然の中では自分で餌は獲るものだと私は思っているんで・・・しかし対岸の芝生から餌をやってる人たちが見えます。これは仕方ないですね。こういう公園ではカモとか旅鳥には良いと思います。どっちにせよ2月には北に飛んで行くんだから・・・。一ぱいもらって栄養付けて春前の北帰行に向けてユックリ休んでください。

 

と言うことで、リベンジしてきました。この鳥の名前はアメリカ産のヒドリガモの意味でつけられたと言うことです。日本では冬鳥ですが北アメリカから西インド諸島等に渡って繁殖する旅鳥で、日本には毎年、数羽ヒドリガモに混じって渡来するようです。ちなみにヒドリガモとの雑種が多々あるようです。 このアメリカヒドリは純潔です。

アメリカヒドリのオス

オオバンと一緒にいましたが、あまり仲良くないようです(笑)白い頬に黒い小斑が沢山あって顔色が悪く見えます。

ヒドリガモのオスを追っかけています。一緒に居たいだけなんでしょう。右下の手前側のヒドリガモは雑種かも知れません。

色んな鳥仲間と一緒です。楽しく滞在してくださいね。


この辺でユリカモメが飛んできました。カモメ類はあまり羽ばたきしません。なので割と撮りやすいです。この鳥は頭が白いんで冬羽で、夏場は頭が黒褐色になります。クチバシが赤いのも綺麗ですね

ユリカモメ冬羽

 

私の大好きな「ヨシガモ」が居ました。特徴は頭の翅の色がキレイで後頭に房状の冠羽があり、ナポレオンの帽子のように見えます。オス成鳥は三列風切りが長く鎌状に垂れるようになります。

ヨシガモ

水草をかみ切るように首を振ったカットです。緑の髪(翅)がキレイです。

 

この場所(上江津湖)から(下江津湖)へ向かいました。多分クロツラヘラサギヘラサギが居るであろう場所がそっちにあると思ったんでした。そこへ向かう途中の散歩道が何となく寒く思えました。

散歩道

 

途中、メジロが紅葉に止まっていました、綺麗に撮ってあげましょう。

メジロ

 

すぐ横にシジュウカラですこの鳥は熊本市の鳥です。

シジュウカラメスのようです

 

ここまで歩くのに私の足腰が悲鳴をあげたてました。所々にベンチがあるんで一休みです。この頃どうも調子が悪く、以前は右ひざでしたがこの頃は左膝や腰まで痛くなり歳には勝てん・・・と、でもまだまだ、春が来れば蝶々が待っています。鳥の撮影も楽しいのですが蝶々も楽しくて・・・高齢者でも楽しみは捨てないようにしなくては、あ、忘れてた、酒もまだまだ美味しいし(笑)さて、一休みした後はクロツラヘラサギヘラサギの捜索です。探さないですぐ見つかりました。

 

はねのノビをしてる鳥が「クロツラヘラサギ」で後の鳥は大きさから「ヘラサギ」だと思いますヘラサギの方が大きいんですが決定ではありません。クロツラヘラサギの方は目の周りの黒の範囲が広いんで決定です。

 

クチバシが見える左の鳥がヘラサギで右の鳥がクロツラヘラサギです

他の鳥はどっちでしょうか??

 

ズームレンズを広角側にして全体が見えるように撮ってみました。全部で14羽いるようです。

 

横にカワウの集団が集まっていました。

なんか、真ん中の二羽がさっきからイチャイチャしてるのか喧嘩してるのか分かりませんが。。。。そっとしときましょう(笑)

 

いきなり、近くのカモカワウたちが飛び出しました、クロツラヘラサギヘラサギも驚いたように飛び出しました。猛禽類が来たようです、でも瞬間に居なくなりました。私もヘラサギたちの飛ぶ瞬間が判らず飛んだ後をカメラで追いかけました。でも逆光気味なんで満足に撮れません。こんな住宅地を背景に飛ぶカットも好きなカットです。

私の頭の上を通って・・・

ぐる~~っと回って飛んで・・元の所へ。

 

着陸です。

全員降りて何事もなかったように静寂を取り戻しました。自然は危険が一杯ですね。

 

ここに降りなかった鳥が3羽居ます。離れて逆光の中に暫くいました。逆光もたまには良いもんですね。

 

その後「上江津湖」の駐車場までエッチラ・オッチラ色んな鳥達を眺めながら帰ろうと思ったんですが、やっぱり鳥が枝に止まってればレンズを向けますね。

平和の鳥「ハト(キジバト)」です。この鳥はギリシア神話に出て来る「地上の人間たちの堕落を見かねた神たちがノアに箱舟を作って全ての生物を番で乗せて雨を待て」と、大洪水をもたらした大雨の後ノアが放ったハトが数日後にオリーブの葉っぱを咥えて箱舟に帰ってきた、それで近くに洪水が終わって大地がかえって平和な時が戻った。。。それからハトを「平和の象徴」としたらしいです。神話は面白いですね。

キジバト

 

枝の向こうのカワセミ・・・すぐ下は池で飛び込んだのですが・・カワセミから「下手くそ!」って言われたんでカットは無しです(笑い)

カワセミのオス

 

右の「オオバン」と左の「オカヨシガモ」のメスが見つめ合っています、「お!恋の始まりか!!」ってバカなことを考えながら歩いていると「ヒドリガモ」の番でしょうか仲良くしてました

 

オオバンオカヨシガモ

 

ヒドリガモの番でしょうか?

 

この日、最後に驚いたことは「ゴイサギ」が猛禽に追われたことでした。低空を飛んでるゴイサギが池に降りようとしたとたんに葦原からいきなり飛び出してゴイサギを襲いました。かろうじてゴイサギは難を逃れて近くの湖岸に降りて助かりました。猛禽類もこんなに大きな鳥を襲うんですね。。

ゴイサギ」、やっと逃げて降りる所です

 

周りを見回しています。怖かったでしょうね。

やっと安心しているようでした。

 

追いかけた猛禽はこの子です

多分顔の模様から「チュウヒ」ではないかと思うんですが、どうでしょうか

諦めて飛び去った瞬間を撮れました。

 

最後まで読んでいただいて有難うございました