この頃トンボも色々撮ってみて思うことがあります
以前から撮ってきたトンボの種類と名前が分からず、図鑑を買ったんで
すが、ホントに分かりずらいんです。
撮影する時に胸の模様が見えるように横から撮って、前から頭を撮って
真上からと尾尻の先端が獲れたら調べるのが楽ですが、自然の中で回り
は色んな障害物があります。それと俗にいう「イトトンボ」もとっても
難しいんで・・・でも楽しいんで難しい事も楽しくなります。
今日は先ず鳥から投稿します。
水辺を歩いていたら何やら赤茶色の鳥が草むらから出てきました。
「ヒクイナ」です。この鳥は警戒心がとても強くて人を見ると草むら
の中に逃げるのが速くてなかなかユックリ撮らせてもらえません
でもこの時は10分以上私の前をチョコチョコ動き回って撮らせて
貰いました、ただ、背景がちょっと悪くて・・でも自然の中なんで
仕方ないですね。
ヒクイナ 夏鳥 雌雄同色 大きさ22.5cm
夏鳥として渡来し、水田、湿地、湖沼、等に生息して昆虫やミミズなどを
食します。歩く時は尾羽をピンと上げます。


腹から尾羽の下側にかけて白黒の縞模様があります。

丈夫な足と長い指があり泥地や湿地も歩きやすいようになっています。
ただ、水かきが無いんで水の中にはあまり入らないようです。

どんどん私の方に歩いてきました。この鳥がこんな近くまで来てくれたことは
ありません。そして草むらの中へ帰っていきました。

アオサギが池の真ん中に巣を作って子育てしていました

親が食べた魚などが少し消化したものをヒナ達へ口移しで食べさせています。

この二羽のヒナ達、元気に育ってほしいですね。何か片方の子が少し小さい
ようで心配です。

次に
ヒクイナを撮った後、先日見かけたチョウの「コムラサキ」を見に行きました
コムラサキのメス


モンキチョウのメス(もう少し綺麗なカットが撮れなかったかな~)

このチョウは止まっても羽を広げてくれません。表羽を撮るのは飛んでいる
所を撮るしかないようです。白色はメスでオスは黄色です。

この後はトンボです。
まず、オニヤンマが池の上を飛んでいました。なかなか止まりません
カメラの性能に期待して飛んでる所を連射しました。
オニヤンマの特徴は複眼がくっついている、色が緑。胸の模様。勿論大きい
このトンボは大きいし他の特徴も分かりやすいです。
オニヤンマ

複眼がくっついて、緑色です。

オオシオカラトンボ
このトンボは「シオカラトンボ」と間違えやすいんですが複眼の色が黒褐色です
シオカラトンボのオスの複眼の色は水色です。
オオシオカラトンボ

体の色が胴と胸までグレー色になります。シオカラトンボは胸は黒です。

次にコシアキトンボが止まっていました。このトンボはやっと止まって
くれました。この名前は黒い体の腰の部分が白く抜けている所から付いた
ようです。このトンボの白帯は少し黄色っぽいんで未成熟のようです
コシアキトンボ未成熟

次に「ウチワヤンマです」このトンボは腹部の先にうちわ状の突起を持って
います。そのうちわ状の突起は外側が黒で中が黄色です。
「タイワンウチワヤンマ」というトンボが居るんですが、うちわ状の突起
は小粒で黒です。ウチワヤンマが止まり木に向かって来ました。
ウチワヤンマ

ウチワヤンマの目線の先にキタキチョウが飛んでいたんですが、狩りは
始まりませんでした。多分簡単に獲れたんでしょうけど・・・

色々な生き物を撮る為に重いカメラを担いで歩くんでとても良い運動に
なりました。
最後までお読みいただいて有難うございました